私は、脱ステロイドにあたって、皮膚科に行きませんでした。
脱ステロイドを決行して以降、一度だけ細菌感染し、抗生物質を処方してもらうために皮膚科に行きました。それ以外は、脱ステロイドから2年11か月が経過した現時点まで、皮膚科には行っていません。
理由は単純で、皮膚科医を信用していないからです。
現在の皮膚科医のアトピーに対する標準治療は、ステロイド外用剤による症状のコントロールとされています。
しかし、私は上記の治療方針のもとに、皮膚科医の指示に従って使用し続けたステロイド外用剤によって、ステロイド依存に陥ったと考えています。
ステロイド依存から離脱するためは、基本的には自然治癒を待つしかありません。このため、皮膚科に行く必要が無いのです。
しかし、その離脱症状は凄まじく、自分が脱ステのどの段階にいるのかを知る目的で、様々な文献を参照しました。同じような経過を辿ったアトピー患者達のブログ(1-3)も大変参考になり、回復への希望を持つ事ができました。
上記の知識・経験を残してくれた方々には感謝の気持ちしかありませんが、一般の皮膚科医にはそのような気持ちを抱く事ができません。
このブログが、後に続くステロイド外用剤離脱を試みる患者を少しでも勇気付けるものになれば、と考えています。
(1)http://mioworld.net/index.html
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