脱ステロイドという考えに至るまで 【脱ステ1か月前】

【(2015/3) 脱ステロイドの1か月前】

2015年2月には、手、足、太もも、ふくらはぎ等の湿疹を、ステロイドを塗っても抑えきれないようになっていました。別の皮膚科医であれば、別の方法を提案してくれるかもしれないと、家の近くの3件の病院を回りましたが、何処に行っても、「しっかりとステロイド外用剤を塗って抑えるしかない」と言われるばかりでした。

通信販売で、アトピーに良いと言われる保湿剤を購入し塗ってみたりするなど、治療法の迷いの中にいました。この頃の私は、いわゆる「アトピージプシー」のような状態だったと、今であれば振り返る事ができます。

この時、様々なアトピー関連の書籍を購入し、その中の1冊に【脱ステロイド】を勧める本があり、その時初めて私はその存在を知りました。(1)

ステロイド外用剤を中心とした治療を標準治療として勧める皮膚科医達が主張する、「TV等のメディアの扇動によって、誤った脱ステロイドを行う患者が増えた」という筋書は、少なくとも私には当てはまっていなかったと言えます。

参考文献

(1)「9割の医者が知らない 正しいアトピーの治し方」 藤澤重樹(著)

9割の医者が知らない 正しいアトピーの治し方
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